2015年にトップページに掲載したニュースの一覧です。

 串本町の戦争遺跡 12月20日

 田辺〜串本の人権委員の皆さんが串本の戦跡めぐりを行いました。
 まず30分ほど座学で基地が建設されていった経緯を学習。その後バスで4か所の戦争遺跡を訪れました。戦跡の前で聞く解説は、深く心に残ると感想が寄せられました。

 

 新たに8種類の陸貝 12月10日

 10月30日に九龍島で開かれた大辺路刈り開き隊の自然観察会で採取された陸貝を調べた結果、8種類の新たな陸貝(カタツムリ・キセルガイ)が判別されました。これまでに観察されているものを合すと九龍島には21種類の陸貝が棲んでいることになります。


 世界遺産交流会 12月 1日

 三重県熊野市で和歌山県の世界遺産地域交流会が開かれました。速水林業代表の「文化的景観と森林」の講演の後、世界遺産追加登録の候補地である伊勢路風伝峠越えを、現地のガイドの案内で歩いてきました。同じく追加登録を目指す串本町として学ぶべき点が沢山ありました。


 海の博物館 11月20日

 議会文教厚生常任委員会で三重県鳥羽市にある海の博物館に視察に行ってきました。実物資料の所蔵点数は約60,000点。民俗資料が大半を占めており、うち6,879点の国指定重要有形民俗文化財を含んでいます。串本町にも残すべき海洋民族の史料は沢山あります。


 ワレモコウ 11月10日

 ワレモコウは田んぼの畔など人間が手を加えた土地を好んで繁殖します。鬮野川では休耕田が増えて草刈りをしなくなると、他の草に押されて少なくなってきました。しかし此処潮岬望楼の芝では適度に芝刈が行われるためワレモコウにとって絶好の楽園となっています。


 外来植物の駆除 11月 1日

 要注意外来生物に指定されているトキワツユクサ。最近潮岬を中心に町内で勢力範囲を急速に広げています。国の名勝に指定された九龍島でも山藍やアオノクマタケランの自生地が脅かされており、10月30日に熊野古道大辺路刈り開き隊が自然観察会を兼ねた駆除作戦を行いました。


 八郎越え 10月20日

 明治期、古座から那智山参拝の最短道路であった八郎峠越え。昭和の田原での田掻きの時には太田の人たちは牛を連れてこの峠を越えました。段築の道など往時の面影を残す古の道。


 野ねずみの巣 10月10日

 ススキの草むらを刈っていたら、野ねずみの巣をみつけました。子どもは既に巣立ったようで、中は空っぽでした。子どもの頃、稲刈りの手伝いをしていたらよく見かけたものです。


 夜明け 10月 1日

 日の出前の九龍島とたい島です。あと2週間ほどでたい島の目に朝日を入れた金目鯛を撮るのにベストシーズンとなります。森戸崎と九龍島と橋杭岩は串本町が掛け値なしに世界に誇る朝日の撮影ポイントです。


 土のう 9月20日

 橋杭海水浴場のグンバイヒルガオ自生地を守るために大辺路刈り開き隊で土嚢を積みましたが、先日来の土用波で土のうの一部が流失してしまいました。どのうが無ければもっと被害を受けていたとおもいます。来年度は砂を入れて保全できるように取り組む必要があります。


 トルコ記念館 9月10日

 樫野のトルコ記念館がリニューアルされて以来、初めて行ってきました。おや?入り口が暗いな。休館日かな?入り口に近づくとドアが自動に開きました。 暖簾か幟を上げて営業中をアピールしないと、通り過ごされてしまいますよ。


 佐部の猿 9月 1日

 田原から佐部に向かって県道を車で走っていたら、2匹の猿が道路を悠々と横断しました。車を止めて撮影しようとしたら1匹は右側の山へ、もう一匹は橋を渡って川向へ移動しました。最近出会う回数が増えていますが、猿の数も増えているのでしょうか?


 戦争は経済活動 8月20日

 平和展を取り組んで、そして最近の国内情勢を見るにつれ、戦争ってのは金で動いているとつくづく思うようになりました。儲けるのは企業。負担するのは国民。拳銃の所持を認めているアメリカと認めていない日本のどちらが安全か。死の商人に踊らされるあわれな国民にはなりたくありません。


 串本町平和展 8月10日

 8月8日から16日までの日程で串本町と串本町教育委員会主催の平和展が開催されています。1階は被爆写真、2階は串本町の戦争の歴史です。
 紀州語り部の仲江孝丸が専属ガイドとして常駐しています。大勢のご来場をお願いします。


 常民の戦争と海 8月 1日

 7月は梅雨と台風の土用波で海士入り泣かせの日々が続きました。梅雨も明けようやくベストコンディションの時期となりましたが、きな臭い国会の動きの中、おちおちと海士入りもできません。70年前、わが町の漁船も海軍に徴用されて多数が海の藻屑と消えました。

 グンバイヒルガオ 7月20日
 橋杭海水浴場に自生しているグンバイヒルガオの花が咲いています。本州では種が流れ着いて芽を出すことはしばしばありますが、越冬できず枯れるのが普通です。この株は5年以上前から定着して毎年花を咲かせています。大辺路刈り開き隊は環境省と連携し保護活動を行っています。


 わが町も戦場だった 7月10日

 潮岬青少年の家で開催されたジュニアリーダー研修会で、串本町内に残る戦争遺跡の紹介と、戦争被害の話をしました。終戦70年目の夏を迎えて、串本町の戦争遺跡に関してマスコミからの問い合わせも増えてきています。


 雨の海開き 7月 1日

 7月1日に橋杭海水浴場とあらふね海水浴場で恒例の海開きが開催されましたが、生憎の雨。
 神主による神事が行われて安全の祈願が行われました。昨年は8月の台風で海水浴場は散々でしたが、今年も台風の発生が多いと言われています。さて神事のご利益は・・・。


 津本よしみつさん 6月20日

 23日告示で那智勝浦町議選挙が行われます。日本共産党は現職の田中議員に替わって新人の津本よしみつ候補を擁立します。津本さんは退職教員で、困難校の立て直しに実績を上げてきました。集会にいつも連れて行く愛犬キングは津本さんより人気者です。
 28日の投票で無事当選しました。ご支援ご協力ありがとうございました。


 サザエくん 6月10日
 
 茹でたサザエを即席の燻製にしました。フライパンにアルミホイルを敷き、お茶の葉と砂糖を混ぜたものを乗せてボールをかぶせてあぶります。もともと加熱調理しているので、煙の匂いを付けるだけですが、ビールには良く合います。

 

 アマサギ 6月 1日

 姫駅裏の水田にアマサギが姿をみせています。大きさはコサギと同じくらいですが、夏毛の亜麻色が特徴です。この時期田植えを終えた後の水田を踏み荒らすので農家の人には嫌われものですが、害虫も食べてくれるので生態系の重要なメンバーでもあります。


 アズキガイ 5月20日

 潮岬の戦跡を案内していたら道路に陸生の巻貝がいて同行の貝博士からアズキガイだと教えてもらいました。県によっては絶滅危惧種に指定されているところもありますが、望楼跡ではたくさんくっついていました。

 

 神社総代引継ぎ 5月10日

 姫区の会計の仕事を終え、保管していた資料を引継ぎ、部屋がすっきりしたと思っていましたが、宮総代の仕事を引き受ける事になったので、またまた沢山の資料を保管・管理することになりました。とほほ・・・・。


 わかば祭り 5月 1日

 共産党の那智勝浦と太地の後援会が共催の毎年恒例となったわかば祭りが那智の海浜公園で開かれました。6月の町議選挙で共産党から出馬を予定している津本よしみつ支部長が手つき良くマグロを捌いていました。


 稚貝の判る男 4月20日

 東漁協西向支所がアワビとトコブシの稚貝放流を行いました。舟から放流すると魚のえさになってしまうので、稚貝が安全に隠れる場所を選んで潜水して放流する必要があります。潜水担当は稚貝の判る男ひめひじきこと仲江たかまるでした。


 ジオサイトの案内板 4月10日

 南紀熊野ジオパークは世界ジオパークへの認定を目指しています。認定のための幾つかの条件をクリヤーしなければなりませんが、解説の看板はその内容までもが審査対象となります。昨年度、串本町では環境省により橋杭岩・海金剛・樫野崎・荒船海岸の4か所に設置されました。


 くじら包丁 4月 1日

 歴史民俗史料の散逸を防ぐために始めた収集事業ですが、鯨絵巻に引き続いて鯨を解体する包丁が寄贈されました。国体が終わる頃に、鯨絵巻のお披露目を兼ねて、捕鯨に関する史料の展示会を開催する予定です。


 橋杭岩探検ガイド 3月20日

 大辺路刈り開き体が作成して好評を博している橋杭岩探検ガイド。表面は橋杭岩の生き物を紹介。裏面はわカミン画伯による絵地図となっています。只今道の駅橋杭岩で無料配布中です。数に限りがありますので、興味のある方は道の駅に遊びに行きましょう。

 (道の駅には3000部置いたのですが、1か月で無くなったそうです。ただいま増刷を検討中です。)

 
 巨木の寺 3月10日

 須江南丁寺にあるイヌマキの巨木です。九龍島のイヌマキと張り合うような太さで、一度調べる必要があります。イヌマキと並んでそびえているのはタブの木。こちらもなかなかの巨木。更に写真には写っていませんが左手前にはもっと大きいタブの木も。南丁寺は巨木の寺です。


 戦争遺跡 3月 1日

 串本町串本植松地区にある旧海軍地下送信所の遺構です。戦後引揚者住宅が建てられた関係で今日まで取り壊されずに残っています。先月住宅が取り壊されたので全容が明らかになりました。貴重な戦争遺跡として保存と活用が望まれます。


 ウメとメジロ 2月20日

 裏山のウメの花が満開で、メジロが蜜を吸いにやってきています。メジロは数の減少で捕獲が禁止されましたが、その効果でしょうか、最近は姿を見かける機会が増えたように思います。 


 グレの舞い踊り 2月10日
 
 串本海中公園の磯の浅瀬でグレと思われる魚が尾びれを水面に出して舞い踊りしていました。どうやら産卵をしているようです。貴重な光景に遭遇できました。


 2枚貝の化石  2月 1日
 
 串本町史には「串本町はまれにみる化石の宝庫である」と書かれていますが、そのことを知っているのは一部の人だけです。 写真中央に判りにくいですが2枚貝の化石が写っています。仲江議員は保存と活用に向けた取り組みを提案しています。


 佐部城址 1月20日

 アウトドアフェスティバル実行委員会のウォークで佐部城の合戦で知られる古戦場を訪ねました。戦国時代末期、ここに立てこもった300人が皆殺しになったという悲劇の場所です。この合戦が口熊野と奥熊野の境界を決定づけたとも言われています。


 初低空飛行 1月10日

 年末に低空飛行をお伝えしましたが、年明け早々の6日、雨の中2機が低空飛行にやってきました。 米軍機か自衛隊機かの確認はできませんでしたが、日本の航空法を守らない所をみると米軍機です。 日米地位協定で未だに米軍は治外法権を認められています。情けないと思いませんか?


 謹賀新年 1月 1日

 終戦70年の節目の年を迎え、平和への誓いを新たにしています。
今年は戦跡調査と戦跡ツアーに力を入れたいと考えています。今年もよろしくお願い申し上げます。 

過去のニュース

2014年
2013年
2012年
2011年
2010年